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オンタイムエンデューロ体験会 後編

ハマダです。

それでは後編です。

午前中の座学が終わりとりあえず練習がてら走りながら前橋選手にオンタイムのルール説明とコースの説明を受けます。

座学で教えてもらってなんとなくのルールはわかったつもりですがやっぱり実際に走りながら教わると理解しやすいですね。

お昼になったので休憩します。ここで再度パルクフェルメにバイクを駐車します。
一旦パルクフェルメに駐車すると指定されたスタート時間まではバイクを取りに行けません。

ですのでバイクをちゃんと走れる状態にしてパルクフェルメにバイクを預けないといけないのですが‥

やってしまってました‥パンクです‥
パルクフェルメにバイクを駐車してからパンクを確認したのでもう治せません‥
一周走ってから次の指定されたスタート時間までに治さなくてはいけません‥

そんな感じで1組目のスタート(1組2名)パルクフェルメからバイクをスタート地点まで押します。
エンジンはまだ始動できません。

ようやく1組目のスタート時間になりスタートを合図する日章旗が振られてエンジンをかけてスタートです。

 

ルートと言われる周回コースの中にタイムを計測するテスト区間があり、テスト区間の合計タイムで順位を争います。
なのでルートと言われる周回は決められた時間内に戻れればオッケーです。
次の周回のスタート時間までに間に合わないと遅着というペナルティですし早く着きすぎても早着というペナルティになります。

なので早めに着いてスタート時間までに余裕をもって自分のパドックで休憩したりバイクチェックしたりするのがよいですね。

ですが自分は一周回20分の持ち時間、とにかくパンク修理するために大急ぎで4分弱でパドックに帰ってきてタイヤ交換(汗)

オンタイムエンデューロの場合バイクの整備のほとんどをライダー自身が行わなければいけません。
タイヤ交換につきましては、メカニックは整備の指示と工具の受け渡しのみです。(エア注入はOK?)

前橋選手に交換手順の指示と工具の受け渡しをしてもらいチューブ交換してからタイヤを元に戻す際はオープンエリアの中嶋さんからの指示を受けました。

ついつい焦ってミスや締め忘れなどやらかしてしまいがちですが日本を代表するお二人は流石とも言える的確な指示で大きなミスもなく10分前後でチューブ交換を終えました。

スタート時間まで水を飲んで一息いれる余裕までありました。

そして2周、3周、4周と周回を重ね5周目でゴール。


スプリントレースのようなチェッカーフラッグはありませんが最後時間内にパルクフェルメにバイクを駐車してレース終了になります。

今回は体験会ということもあり時間に余裕があったので割とのんびりとレースもできました。
スプリントみたいに走りっぱなしとは違う面白さ、難しさを感じますね。

今回のオンタイム体験会を体験して思った事はガチガチにライバルとレース時間内にバトルするレースじゃなくて決められたコースを決められた時間内に周回しテストと言われる所だけ単独で全開で走る。
これって争うのはライバルでなくコースとライダーが一対一で争うって事なんですよね。

もちろん参加者の中でテストタイムの合計を争うので人対人の勝負ではあるんですが走ってる時は全く人に対する焦りや苛立ちは感じません。
自分がちゃんと時間内に回れるか、テストをミスなく攻めていけるか、意識が今まで自分が経験してきたレースとは違いました。

オフロードレースの楽しみ方をまた新たに発見できましたね。

ガチガチの人対人のバトルのクロスカントリーやモトクロスに怖さや違和感を感じる人、初心者で速い人に煽られたり怖い思いをした事のある人は一度オンタイムを体験してみませんか?

日程はまだ未定ですがまたオンタイム体験会はいなべで開催されますよ!

そして中日本エンデューロエリア選手権いなべ大会が4/29に行われます。
こちらは承認クラスと言ってエンジョイライセンスのみで参加できるクラスもありますよ!

2018中日本エンデューロエリア選手権シリーズ第2戦 リザルト・ギャラリー等

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